2022年05月05日

タナカ チェーンソー PMS-335S 遠心クラッチ取り外し


仕事の話ではなく趣味でのお話を。
「タナカ チェーンソー PMS-335S」の遠心クラッチを取り外す必要に迫られました。
PMS-335Sの遠心クラッチは
クラッチ.jpg
のような形状をしてます。
遠心クラッチは刈払機の刃を固定するネジと一緒で、通常のネジと向きが異なり、時計回りでネジが緩みます。
ここまでは「ハイ そうですか。時計回りに回せばいいのでは!」なのですが、遠心クラッチはピストンと連動している為、緩むことなく延々回り続けます。それを回避する為「ピストンストッパー」なる専用工具が必要になります。
くわえてクラッチを緩める為にはPMS-335Sの場合通常のプラス・マイナスドライバーとかソケットレンチでは駄目で、特殊な形状の工具がひつようになります。ネットで探したのですが無いですね。
ということで、どこのホームセンターでの売っている 1/2 ソケット 17mm をサンダーで削って自作しました。
クラッチプーラー2.jpg
自作したソケットをエアーインパクトレンチに取り付けて使用します。
インパクトレンチを使用するとピストンストッパーは必要なくなるという恩恵にあずかる事が出来ます。

ここで注意点ですが、エアーインパクトレンチにはインパクト対応ソケットを使います。通常ソケットを使用すると破損する可能性があるからです。
が、インパクト対応のソケットは売ってなかったので普通のソケットを使いました。破損を限りなく防止する為エアーインパクトレンチの回転は最低にしました。
でも、最低回転でも楽勝でしたよ。

もしこの記事を見て自分もやってみようと思った方は自己責任でお願いします。
本来インパクトレンチに通常ソケットは駄目ですよ。
posted by ケンケン at 16:33| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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